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ガラスの事故をふせぐには

国民生活センターの調査では、ガラス破損で怪我をした人の７５％以上が、家庭で事故にあっていることがわかっています。原因としては、「家具のガラス」「窓ガラス」「出入口」「テラス・ベランダ」「浴槽」の順になっています。悪気や悪意はなくても、ちょっとした衝撃でできた破片で怪我をしてしまうこともありますので、特に危ないと思われる箇所には、衝撃に強い強化ガラスなどを取り付けるようにしておくと被害が最小限に防げます。
強化ガラスは、ガラス自体の強度も３－５倍となっている上に、万が一割れた場合でもガラス片が小粒状になるため安全性が高いガラスです。強化ガラスは通常のガラスと比較すると割れにくいガラスではありますが、強い衝撃や不純物の混入等が原因で不意に破損してしまうこともあるので、飛散防止フィルムを貼るなどして二重の対策をしておくといいでしょう。飛散防止フィルムのメンテナンスは１０年程度が目安ですので、小さいお子様がいる家庭でもお子様の成人までに１回交換すればいい計算になります。ご家族の安全のためにも、ぜひご検討ください。